スコットランドを知りたいなら、セントアンドリュースへ
「もしもスコットランドについて知りたいならば先ずセントアンドリ ュースへ。」
ある新書の勧めに従い、行ってみました。
セントアンドリュース大学
スコットランドで最初に生まれた大学(1413年創立)。 今年(2019)発表されたランキングによると、 セントアンドリュース大学はオックスフォード大学を抜いて、UK ランキング第2位の大学となった。 ちなみにウィリアム王子とキャサリン妃はこちらの卒業生である。
Wikipediaで気になった大学ネタ
・スコットランドの大学ではあるが、3割近くがイングランド出身 の学生で占められているため、Scotland's English university( スコットランドにあるイングランドの大学) と揶揄されることもある。
・1794年に設立された世界で最古の学生によるディベーティン グ・ソサエティーがある。
・多くのゴルフコースが大学キャンパスに隣接しており、 学生は格安な料金でゴルフのプレーを楽しむことができる。
セントアンドリュース大聖堂
新書に「スコットランドについて~」と勧めがあったのは、 この大聖堂を訪れろという意味である。 かつてはスコットランド最大の建物であり、 多くの巡礼者が訪れた聖堂は、今や廃墟。16世紀の宗教改革で破 壊されたためである。
NHKでも放映されていた「クイーンメアリー」 をご覧になった方もおられると思いますが、メアリー( カトリック)は、下の怖顔の宣教師ノックス(プロテスタント) 指導による宗教改革の嵐に巻き込まれ、スコットランドはプロテスタントの国となる。
セントアンドリュース城
北海に面する岩場の先端に作られているセントアンドリュース城。 13世紀に”司教の館”として建造されたが、16世紀にイングランドの侵攻によって破壊され、 現在は建物の一部や牢獄が残るのみとなった。
おまけ。
ランチに立ち寄ったthe cottage kitchenというカフェ、なかなか良かったです。