【番外編】日本のスターバックス

東京に住んでいたとき、スターバックスを時々利用していました。そして一回だけ、スターバックスのコーヒーセミナーに参加したことがあります。数種類あるセミナーの中からコーヒーとスイーツのペアリング講座に参加。これがなかなか良かったのです。

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講座では、数種類のコーヒーに合うチョコレート(市販の明治とかロッテなど)やスタバで販売するスイーツとのペアリング。これはこれで面白かったのですが、開眼したポイントがコーヒーの抽出法。セミナー時にコーヒープレスを使ったのですが、そこで飲んだキリマンジャロがサッパリとして、凄く美味しかったのです。キリマンといえば酸味が強く飲みにくい印象しかなかったので意外で、以来、自宅でコーヒーを飲むときはプレスを愛用しています(プレスを使用すると、コーヒーオイルというコーヒーの旨味も味わえて美味しいそうです)。

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で、一時帰国時に久しぶりに日本のスタバへ。スタバ本社ビルのある目黒店へ行ってみました。すると、コーヒーが普通の淹れ方以外に、➀ハンドドリップ ②コーヒープレス ➂サイフォン ➃スタバ独自開発のクローバーという4つの淹れ方から選べるではありませんか!(日本全国で数店舗のみの展開)。私はスコットランドでは見かけないサイフォンを選ぶことに。お店の人と相談し、サイフォンに適しながら、バランスのとれたコロンビア豆に。またコロンビア豆にぴったりな四層レイヤーのチョコレートケーキもオーダーしました。

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カウンターに座り、バリスタの人と軽く雑談しつつ、コーヒーが抽出されるのを待ちました。まあ、このやり方は昔からある日本の喫茶店と同じですね。

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で、肝心のお味。オーダーするときにさんざん相談したので当たり前ではありますが、コロンビアコーヒーとチョコレートケーキの食べ合わせはとても美味しかったです!コーヒーのお味そのものは、コクありのザ・コーヒー。かといってコクがありすぎて、飲みづらいわけではありません。カップは通常のマグとは異なり、素材に質感があり、上部が少しすぼまっている分、香りが逃げにくい器となっていました。もちろん普通のマグでも飲めるし、お持ち帰りもできます。

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スコットランドでここ数年、コーヒー産業が盛んであることは以前ブログでお伝えしたのですが、そんな中でスタバはスコットランドで今ひとつの存在。一方で日本のスタバは日本マーケットにとけ込もうと努力している感が伝わるので、元外資系企業勤労者としては気になる存在です。日本へ一時帰国した際はまた覗いてみたいなぁと思うサイフォン体験となりました。

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